読書事情というより、本の入手事情の方が正しいと思われる。
以前は、新刊を買いあさっては読み、読み終えるとすぐに古本屋へ・・・。
まるで、古本屋さんの為に、新品を購入しているかのようなサイクル。
なんだか急に勿体無い気がしてきました。
で、今度は古本を購入するようになったのです。
神様のカルテは映画を観たのですが、
物語は、主人公の一止の語りからはじまる。
その語り口調が随分と「古風」なのは、一止が夏目漱石を
敬愛しているから。
一頁目を読み、続きを読みたくなる要素として重要なのが
文体が好みかどうか・・・。
この一止の語りにすっかりやられて購入してしまった。
そして、もう一つがカミュ。
こちらは、お気に入りの「おサカナ図書館」で
やはり最初の一頁の畳み掛ける様な文面に引き込まれてしまいました。
この図書館(あ、正確にはカフェなのですが)
主の書棚の中に、私が永久保存版としている3冊があることに
先日気づき・・・。
こっそりと、その3冊を隣合わせに並べ変えてきました
次にこの図書館を訪ねた時に、本の並びがどうなっているか
ちょっと楽しみ♪
ところで、この本をどのようにして読むかと言いますと
古本屋で購入したものは「入浴タイム」に
お借りした本は枕元で就寝前
さらにもう一冊車の中に読みかけがありまして・・・
現在、3冊同時進行となっております

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