神戸から静岡の自宅に戻り、
父が語るおばあちゃんのお話しに義妹と二人耳を傾ける。
おじいちゃんは早くに亡くなり、私はおじいちゃんを知らない。
おばあちゃんは、おじいちゃんが天国に昇ったあと、
「私も死にたい」と言っていたそうだ。
はじめて聞いたおばあちゃんの気持ち。
これから先の独りぼっちの生活を悲観しての言葉だったのだろうか?
いや、きっと違うはずだ。
おじいちゃんとずっとずっと一緒にいたかったんだ。
そばにいたかったんだ。
だから一緒に天国に行きたかったんだ。
確信できる。
だって、私には、おばあちゃんと同じ血が流れているんだから。
逢えたかな。
逢えたよね。
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