先日、親友(以下Aちゃん)が落ち込んでいたので心配になり、
平日の夜だったけれど、会いに行った。
夕方コマの散歩をするために着た服を、着替える余裕もないくらい
真剣にAちゃんの事を考えていた。
「格好なんてどうでもいい、早く会いたい。」
そう思い、トレーナーにジーパン、散歩で履いたスニーカのまま出かけた。
もう一人の親友(以下Bちゃん)と落ち合ってAちゃんの家へ・・・
Aちゃん宅に向かう道中、Bちゃんと
「心配だね。大丈夫かな・・・」「なんて声をかけようか・・・」
と真剣に話しながら。
そして、Aちゃん宅へ到着。
真剣な話をしに行っているわけなので、3人とも真剣な表情だ。
Aちゃんのアパートはとってもお洒落で、1階にある玄関を入るとすぐに階段。
淡いオレンジのカーペットが敷き詰められた階段を上ると、これまたお洒落なLDK。
新築できれいだし、掃除が行き届いていていて美しい。
Aちゃんの後ろから、私、そしてBちゃんという順番で階段を上がった。
「素敵なお部屋だね~」と言いながら、私は椅子に座ろうと思った。
すると、後ろから来たBちゃんが
「姉さん、階段に何か落ちていました。なんでしょう?これ」
いやいや・・・私にはチリ一つ見えなかったぞ・・・
「23.5って書いてあります。」
差し出された直径2センチ程の丸いシール
「ん!!!???」
よく見ると、「Mizuno」のロゴ。
そう、それは、私が散歩に愛用している「ミズノ」のランニング用スニーカーの中のまさに、靴サイズを示すそれだった。
「あ、私の靴の中のシールだ」
一同爆笑。
真剣な話の出鼻を、自分でくじいてしまった。
ダサい、非常にかっこ悪い。
しかも、どうしてミズノなんだ。せめてナイキとかだったらお洒落な感じがしたんじゃないか?
靴のサイズも、22.5センチくらいだったら、小さめで可愛らしかったんじゃないか?
今更こんな後悔したって、何にもならない。
ただ、「残されたもう片方のシールを、事件再発前防止のため、取っておくべきだ。」という事だけは、明確だ。
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