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雨粒のお話

海に浮かぶ。
ボードに乗ってプカプカ波待ち。
曇りの日。
あっ…雨が降りだした。
そんな日の雨粒のお話。
雨粒は、アスファルトにぶつかると、ピチャリと広がり、水となる。
雨が降りだした時の、アスファルトの濡れ始めのような香り、好き。
この日まで、お空から落ちてきた雨粒が、あんなに真ん丸だって知らなかった。
雨粒は、あくまでも自分は雨粒であることを疑いもせず海面に降りてきた。
海面をしばしコロコロ。
ちっちゃくて真ん丸な雨粒。拾い集めたくなるような真ん丸に削り出したmoonstoneみたい。
綺麗。
海水と僕は同じじゃないの?どうなの?海はショッパイな…
って思って転がる雨粒。
そのうちに、
スーッと海の水になる。
心を決める。海になろうって。僕はちっちゃいけど、大きな海になろうって。
そんな風に見えて、
何故だか、胸がチクンとした。
海での、雨粒のお話でしたニコニコクローバー

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